ゼミの仲間




ここではゼミの仲間を紹介します。(在学生、修了生とも希望者のみ)
掲載内容は本人の申請に従いましたので、一部書式等に不統一が見られます。ご了承下さい。


小林英美(こばやし・ひでみ/ KOBAYASHI, Hidemi)

1995年博士課程後期入学。
Lyrical Balladsの出版および読者に関する史的研究』により早稲田大学にて博士(学術)を取得。
現在:茨城大学教育学部教授および早稲田大学非常勤講師として活躍
専攻:イギリス・ロマン派文学と同時代読者・出版

共著:
*『読者の台頭と文学者−イギリス十八世紀から十九世紀へ』(世界思想社、2008年)清水一嘉・小林英美編著
*小林 英美、 中垣 恒太郎編著、『読者ネットワークの拡大と文学環境の変化 ─19世紀以降にみる英米出版事情』(音羽書房鶴見書店、2017年5月)

主要論文:
*「William Wordsworth The Preludeについての一考察--- 'spots of time(時の諸点)'の生成---」早稲田大学、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要 別冊』2号、1994年

*「Lyrical Balladsの初版の構成に関する一考察 ---2つの表題ページの存在をめぐって---」早稲田大学英語英文学会、『英語英文学叢誌』24号、1994年

*「『抒情民謡集』の編纂 ---初版から第二版第一巻へ」イギリス・ロマン派学会、『イギリス・ロマン派研究』19・20合併号、1996年

*「『リリカル・バラッヅ』の読者---18世紀末の読者論---」西山清、小堀隆司、桑子利男、及川和夫編、音羽書房鶴見書店刊『出口保夫先生退官記念論文集 美神を追いて--- イギリス・ロマン派の系譜---』、61−71頁

*「Subscribers in the Age of Romanticism」早稲田大学、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要 別冊』10−1、2002年

*「詩人の思惑と読者の受け止め方---コールリッジ、ワーズワス、そしてウィルバーフォースの場合」イギリス・ロマン派学会、『イギリス・ロマン派研究』27号、2003 年

*"The Difference in Mind between Writer and Reader: Wordsworth and C.J.Fox." Voyages of Conception, Japan Association of English Romanticism, 2005

*「下層階級読者からの詩人の誕生:アン・イアズリーと予約購読出版、そして貸本店」イギリス・ロマン派学会『イギリス・ロマン派研究』第29・30合併号、2006年




藤原雅子(ふじわら・まさこ/ FUJIWARA, Masako)

1996年博士後期課程入学
専攻:コックニー詩派(Keats, Hunt)の詩と思想
    現在:早稲田大学など非常勤講師。

共著:
*「「コックニー詩派について」にみる『ブラックウッズ』の政治的意図 」西山清、小堀隆司、桑子利男、及川和夫編 、音羽書房鶴見書店刊、『出口保夫先生退職記念論文集 美神を追いて−イギリス・ロマン派の系譜』、111−117ページ、2001年

* "Cockney Poets and the Canon: the Case of Dryden "Voyages of Conception: Essays in English Romanticism. Japan Association of English Romanticism、桐原書店、292-300ページ、2005年

共訳:
*『怖くて不思議なスコットランド妖精物語』PHP研究所、1999年

*『フリークスを撮った男−トッド・ブラウニング伝』水声社、1999年 

*『問いかけるファッション◎身体・イメージ・日本』』(「なぜ、女は二つの身体を持つのか—ファッション雑誌、消費主義とフェミニズム」担当)せりか書房 、2001年

主要論文:
* 「 Endymion における神話エピソードの意味」『学術研究』第45号、早稲田大学教育学部、1997年

* 「『エンディミオン』「序文」 —初稿と第二稿をめぐって」イギリス・ロマン派学会、『イギリス・ロマン派研究』第24号、2000年

*"Leigh Hunt's Liberal Poetics"イギリス・ロマン派学会、『イギリス・ロマン派研究』第28号、2004年

* "Surviving in the System or Canonical and Uncanonical Desires—Leigh Hunt's Critical Strategy in The Feast of the Poets"早稲田大学英語英文学会、『英語英文学叢誌』第34号、2005年

*「文体と政治性−コックニー詩派と"Pope Controversy"の周辺」早稲田大学英語英文学会、『英語英文学叢誌』第35号、2006年

*「リー・ハント『リミニ物語』の語り」『早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊』第17号ー2、早稲田大学大学院教育学研究科、2010年3月




河原真也(かわはら・しんや/ KAWAHARA, Shinya)

1997年博士課程後期入学
専攻:Anglo-Irish Literature & Drama
現在:西南学院大学文学部英文学科准教授として活躍中

主要訳書:
*『フリークス』を撮った男−トッド・ブラウニング伝 (共訳 1999年 水声社)

*問いかけるファッション◎身体・イメージ・日本 (分担翻訳 2001年 せりか書房)

主要論文:
*"The Untold Jewish Incident in Ulysses: Aspects of Anti-Semitism and Nationalism in Ireland"( JOYCEAN JAPAN 第13号、日本ジェイムズ・ジョイス協会、2002年6月) 




直原典子(なおはら・のりこ/ NAOHARA, Noriko)

1998年博士課程後期入学
『S.T.コウルリッジの宗教思想:ユニテリアンからトリニテリアンへの軌跡』により早稲田大学にて博士(学術)を取得。
現在:早稲田大学、國學院大學にて非常勤講師として活躍。
専攻:S.T.コウルリッジの詩と思想

共著:
*「『クリスタベル』に描かれた原罪―コウルリッジの正統派キリスト教への出発点」新生言語文化研究会編『英米文学の原風景―起点に立つ作家たち』(音羽書房鶴見書店 1999)67-81頁。

*「ウィリアム・ペイリーの神学とS. T. コウルリッジ」西山清・小堀隆司・桑子利男・及川和夫編『出口保夫先生退職記念論文集 美神を追いて―イギリス・ロマン派の系譜』(音羽書房鶴見書店 2001年)93-100頁。

*「ロマン主義時代の有機的世界観-S. T. コウルリッジを中心に」『ロマン主義エコロジーの詩学-環境感受性の芽生えと展開』小口一郎編(音羽書房鶴見書店 2015年)129-58頁。

* "The Development of Coleridge’s Idea of Reason". Romanticism and Knowledge: Selected Papers from the Munich Joint Conference of the German Society for English Romanticism and the North American Society for the Study of Romanticism. Eds. Stefanie Fricke, Felicitas Meifert-Menhard, and Katharina Pink. Trier: Wissenschaftlicher Verlag, 2015. 223-31.

共訳:
*『怖くて不思議なスコットランド妖精物語』出口保夫(監訳)(PHP研究所 1999年)

*アルベルト・マングェル、ジアンニ・グアダルーピ『世界文学にみる架空地名大事典』高橋康也・安達まみ・桑子利男・中尾まさみ・林完枝(監訳)(講談社 2002年)

  *ジェイムズ C. マキューシック『グリーンライティング―ロマン主義とエコロジー』川津雅江・小口一郎・直原典子(訳)(音羽書房鶴見書店 2009年)

主要論文:
*「コウルリッジの「老水夫の歌」における救済と『文学評伝』における‘I AM’との 関連」 『イギリス・ロマン派研究』第21号(イギリス・ロマン派学会、1997年)45-52頁。

*「コウルリッジ『政治家必携の書』へのハズリットの批判」『イギリス・ロマン派研究』第24号(イギリス・ロマン派学会 2000年)11-18頁。 

*「S. T. コウルリッジのスピノザ受容と超克の試み」『イギリス・ロマン派研究』第27号(イギリス・ロマン派学会 2003年)33-42頁。

*「S. T. コウルリッジへのカドワースの影響―1795年講演『啓示宗教について』の考察」『英語英文学叢誌』第33号 (早稲田大学英語英文学会 2004年) 21-35頁。

* "The Equivalence of Coleridge’s and St. Augustine’s Thinking on Language"『イギリス・ロマン派研究』第29・30合併号(イギリス・ロマン派学会 2006年)39-50頁。

* 『アイオロスの竪琴』における両義性について―『人間的自由の本質』へのマージナリアの分析をとおして」『イギリス・ロマン派研究』第33号(イギリス・ロマン派学会 2009年)13-25頁。

"Coleridge’s Trichotomous Theology." The Coleridge Bulletin: The Journal of the Friends of Coleridge, New Series 36 (NS). Winter 2010: 41-48.

* "Coleridge’s Transatlantic Influence: Toward Reconciliation of Opposite Religious Attitudes"   科学研究費補助金(基盤B)課題番号21320058「他文化=多文化への眼差し-コウルリッジとロマン主義文学における異文化間交渉の位相」(平成21年度~平成24年度)『研究成果報告論文集』(2013年)49-60頁。

* コウルリッジの『生命論』―人と動物を分けるものは何か」『欧米文学・言語学・比較文化研究 Fortuna』第24号(欧米言語文化学会 2013年)15-32頁。

*「ロマン主義時代の有機的世界観―S. T. コウルリッジを中心に」科学研究費補助金(基盤B)課題番号22320061「文学研究の「持続可能性」―ロマン主義時代における「環境感受性」の動態と現代的意義」(平成22年度~26年度)『科学研究費補助金成果報告書』 (2015年) 102-23頁。

書評:
*小黒和子著『詩人の目―コールリッジを読む』(校倉書房 2001年)『イギリス・ロマン派研究』第27号(イギリス・ロマン派学会 2003年)116-19頁。




西野博道 (にしの・ひろみち/NISHINO,Hiromichi)

1997年修士課程入学
現在:明治大学、千葉工業大学ほか非常勤講師、
早稲田大学エクステンションセンター講師として活躍
専攻:イギリス・ロマン派(特にスコットの歴史小説)

編著書:
*『日本の古城をめぐって』(岩波ブックサービスセンター、1991)

*『イギリスの古城を旅する』(双葉社1995、双葉文庫、2000)

*『関東の城址を歩く』(さきたま出版会、2001)

*『埼玉の城址30選』(埼玉新聞社、2005)

*『続・埼玉の城址30選』(埼玉新聞社、2008)

共著:
*『戦略戦術兵器事典ヨーロッパ城郭編』(学習研究社、1997)

*「スコット論ー融合の歴史観の萌芽」西山清、小堀隆司、桑子利男、及川和夫編、音羽書房鶴見書店刊『出口保夫先生退官記念論文集 美神を追いて--- イギリス・ロマン派の系譜---』2001年

*『スコットランド文化事典』(原書房、2006)

主要論文:
*「Sir Walter ScottにおけるGeneral Principles of Historyに関する一考察」早稲田大学本庄高等学院研究紀要、『教育と研究』、2002年

*「『島の領主』における二つのプロットの果たす役割---融合の歴史観をめぐって---」早稲田大学英語英文学会、『英語英文学叢誌』32号、2002年
 




鈴木喜和(すずき・よしかず/SUZUKI, Yoshikazu)

2000年博士課程後期入学
「Keats, Epic, and the Prophetic Solitude」により早稲田大学より博士(学術)を取得。
現在:日本女子大学 准教授

専攻:イギリス・ロマン派

共著:
*「『エンディミオン』論 ─「美の宗教」再考─」西山清、小堀隆司、桑子利男、及川和夫編、音羽書房鶴見書店刊『出口保夫先生退官記念論文集 美神を追いて--- イギリス・ロマン派の系譜---』2001年

主要論文:
*「消極受容への道程 ─『エンディミオン』第4巻におけるハズリットの影響─」イギリス・ロマン派学会、『イギリス・ロマン派研究』第25号、2001年

*「魂のタペストリー ─「ハイピリオン」考─」早稲田大学大学院教育学研究科、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊』第9号─1、2001年

*「隠遁するキーツ ─「サイキに寄せるオード」を読み解く─」早稲田大学大学院教育学研究科、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊』第9号─2、2002年

*「消極受容とPersonal Identity」早稲田大学教育学部、『学術研究ー英語・英文学編ー』、第51号、2003年

*「「秋に寄せる」と大衆教育」イギリス・ロマン派学会、『イギリス・ロマン派研究』第28号、2004年

*‘Retiring from the World’: Keats, Milton, and ‘Ode to Psyche’ イギリス・ロマン派学会、『イギリス・ロマン 派研究』34号、2010年

*‘The load of this eternal quietude’: Keats, Wordsworth, and the Poetics of Belatedness' イギリス・ロマン派学会、『イギリス・ロマン派研究』35号、2011年

書評:
A Review of Sarah Wootton’s Consuming Keats: Nineteenth-Century Representations in Art and Literature. Studies in English Literature Vol.48 English Issue (The English Literary Society of Japan)




柴田恵美(しばた・えみ/SHIBATA, Emi)

2001年博士課程後期入学。
現在:明治大学等で非常勤講師として活躍
元国際線フライトアテンダント
専攻:現代イギリス女性作家研究

共著:
*『スコットランド文学―その流れと本質』共著 開文社出版 2011年3月30日

主要論文:
*「Death in the Works of Muriel Spark: The Representation of Absolute Truth」津田塾大学修士論文 2001年3月粕谷よし賞受賞

*「テクストに機能するnatural orderというイデオロギー ---D. H. ロレンス『虹』考---」  早稲田大学教育学研究科、『早稲田大学教育学会紀要』 第3号、2002年

*「Joanna Childe の死を嘲笑する眼差し ----The Girls of Slender Means における一考察--- 」早稲田大学大学院教育学研究科、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要別 冊』第10号─1、2002年

*「贖われない死と生の苦悩 ──Muriel Spark, Memento Mori 考──」 早稲田大学大学院教育学研究科、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊』第10号ー2、 2003年

*「蛇のイメージをもつ女ーーーThe Driver's Seat における悪のヴィジョン」、早稲田大学英語英文学会、『英語英文学叢誌』、33号、2003年




 

田中由香(たなか・ゆか/TANAKA, Yuka )

2001年博士課程後期入学。
現在:桐朋学園大学にて非常勤講師として活躍中。
専攻:ジョン・キーツの詩と思想。

共著:
*松島正一編『ヘルメスたちの饗宴 ー英語英米文学論文集』(音羽書房鶴見書店、2012年)
    掲載論文「キーツ「イザベラ」における「シンプル」の追求と言葉への懐疑」

共訳:
*デイヴィッド マクリーリ 『DISCOVER 西洋音楽史 IV ロマン派の音楽 (NAXOS DISCOVER SERIES) 』小林 英美, 田中 健次(監修), 田中 由香, 島袋 賢介 (訳) (学習研究社、2010)

主要論文:
*「『エンディミオン』における水のイメジ」イギリス・ロマン派学会、『イギリス・ロマン派研究』22号、1998年

*「ホモ・ソーシャル社会から女性のセクシャリティーへ---『冬物語』小論」 愛知淑徳大学大学院英語英文学会、 Language & Literature (Japan) 8号、1999年

*「「聖アグネス祭前夜」に内包される「つれなき美女」」、早稲田大学英語英文学会、『英語英文学叢誌』、30,31合併号2002年

*「二つの「つれなき美女」のテキスト」 イギリス・ロマン派学会、『イギリス・ロマン派研究』26号、2002年

* "Kiss in Hell: Keats's Paolo and Francesca Sonnet" 桐朋学園大学『桐朋学園大学研究紀要」第35集、2009年

 




松山響子(まつやま・きょうこ/MATSUYAMA, Kyoko)

2002年博士課程後期入学。
現在:駒沢女子大学人文学部国際文化学科 講師
グローバルCOEプログラム、演劇・映像の国際的教育研究拠点(早稲田大学坪内博士記念演劇博物館)、研究協力者
専攻:18・19世紀イギリスにおけるシェイクスピア戯曲と上演史

主要論文:
*「Midsummer Night's DreamのRobin Goodfellow」 早稲田大学大学院教育学研究科、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊』第10号ー2、 2003年

*「A Midsummer Night's Dream の舞台における妖精の変遷小史」、早稲田大学英語英文学会、『英語英文学叢誌』、33号、2003年

*「19 世紀初頭のロンドンにおけるシェイクスピア上演— 1814 年の衝撃—」早稲田大学 演劇博物館 グローバルCOEプログラム『演劇映像学2007』 第2集、2008年

* 「エドマンド・キーンの『ベニスの商人』『リチャード三世』— 1814 年以降のキーン批評と観客からの受容—」早稲田大学 演劇博物館、 グローバルCOEプログラム『演劇映像学2008』 第2集、2009年


伊藤健一郎(いとう・けんいちろう/ITO, Kenichiro)

2003年博士課程後期入学。
「ジョン・キーツの美学を特徴つける言語観:ロマン主義文芸における読者の解釈行為の重要性」により早稲田大学にて博士(学術)を取得。
現在:明治大学商学部、早稲田大学教育学部、青山学院大学法学部、日本大学藝術学部、千葉工業大学工学部において非常勤講師として活躍中。

主要論文:
*「キーツの詩における自然の描写とその意義」、『英語英文学叢誌』第33号(早稲田大学英語英文学会)、37-49、2004年1月。

*「「聖アグネスの前夜」におけるキーツの中世趣味」、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要』別冊11号‐2(早稲田大学大学院教育学研究科)、225-233、2004年3月。

*「Endymionにおけるキーツの文体とロマン派時代の言語観」、『英語英文学叢誌』第34号(早稲田大学英語英文学会)、39-52、2005年2月。

*「キーツの叙事詩の語法研究:ラテン語語法の取り扱いとその背景」、『学術研究』第54号(早稲田大学教育学部)、45-57、2006年2月。

*「コックニー詩派の文体とロマン主義時代の言語理論との関連性」、『イギリス・ロマン派研究』第29、30合併号(イギリス・ロマン派学会)、63-75、2006年3月。

*「キーツのソネットからオードへ至る詩形の変遷」、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要』別冊14号‐1(早稲田大学大学院教育学研究科)、265-275、2006年9月。

*「「コックニー詩派」によるスペンサーの文体模倣とその背景」、『英語英文学叢誌』第36号(早稲田大学英語英文学会)、37-50、2007年2月。

*「ロマン派の詩学とロマン主義時代の言語思想」、『学術研究』第55号(早稲田大学教育学部)、53-65、2007年2月。

*「テクストの意味とコロケーション」、『学術研究』第56号(早稲田大学教育学部)、1-19、2008年2月。

*「コックニー派のテクストにおける否定のレトリック」、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要』別冊15号‐2(早稲田大学大学院教育学研究科)、179-189、2008年3月。

*「An Essay on the Principles of Human Actionにおけるハズリットの認識論の特徴とそのキーツに対する影響」、『英語英文学叢誌』第39号(早稲田大学英語英文学会)、49-63、2010年2月。


市川純(いちかわ・じゅん/ICHIKAWA, Jun)

2004年博士課程後期入学。
「メアリ・シェリー作品におけるロマン主義文学の廃墟的光景:男性英雄像の破壊、及び英雄に代わる女性像」により早稲田大学にて博士(学術)を取得。
現在:日本体育大学で助教、早稲田大学教育学部で非常勤講師として活躍中
専攻:18、19世紀英文学、ゴシック

著書:
*『メアリ・シェリー小説論――男性英雄像の破壊、廃墟化、及び英雄に代わる女性像――』東京: 早稲田大学出版部. 2011年.

共著:
*「メアリ・シェリー研究における『モーリス』の意義——文体論的一考察」日本シェリー研究センター編『飛翔する夢と現実———21世紀のシェリー論集——』東京: 英宝社. 2007年. 163-73.

* 木村晶子編『メアリー・シェリー研究——「フランケンシュタイン」作家の全体像』鳳書房, 2009年. 第4、6、11章、及び、引用・参考文献担当。

翻訳:
*クライヴ・アンガー=ハミルトン著 小林英美・田中健次監修 市川純翻訳『西洋音楽史II バロックの音楽(NAXOS BOOKS DISCOVER)』学習研究社, 2010.
*クリスティナ・ロセッティ著、アーサー・ヒューズ画、市川純訳、井村君江解説『不思議なおしゃべり仲間たち』レベル、2017.

主要論文:
*「イギリス・ロマン主義における近親姦の再考——マチルダの視点から」早稲田大学大学院教育学研究科『早稲田大学大学院教育学研究科紀要 別冊』14号—1, 2006年9月. 277-87.

*「ストックホルム症候群によるパミラの精神的変容」早稲田大学英語英文学会『英語英文学叢誌』36号, 2007年2月. 23-36.

*「メアリー・シェリーと錬金術——『寿限有の寿限無』試論——」早稲田大学大学院教育学研究科『早稲田大学大学院教育学研究科紀要 別冊』14号—2, 2007年3月. 251-61.

*「『ヴァルパーガ』における引き摺り下ろされた主人公:二項対立、三角関係、そして零へ」立教大学文学部英米文学専修『英米文学』67号, 2007年3月. 1-19.

* "The Plague of The Last Man Killing the Heroism and the Idealism in the Age of Romanticism" イギリス・ロマン派学会『イギリス・ロマン派研究』31号, 2007年3月. 25-37.

*「廃墟としてのテクスト——『フランケンシュタイン』の断片的語りへの系譜」早稲田大学大学院教育学研究科『早稲田大学大学院教育学研究科紀要 別冊』15号-1, 2007年. 239-49.

*「近親姦から近親相姦へ:『マチルダ』と『ロドア』におけるインセスト」早稲田大学英語英文学会『英語英文学叢誌』37号, 2008年. 63-77.

*「『夢』における"bower"の表象: メアリー流『聖アグネスの前夜』」早稲田大学大学院教育学研究科『早稲田大学大学院教育学研究科紀要 別冊』15号-2, 2008年. 191-201.

*「さらばウルストンクラフト: 『ロドア』とメアリ・シェリー批評の問題点」立教大学文学部英米文学専修『英米文学』68号, 2008年. 17-34.

*"Cross-dressing in Mary Shelley's Works: Beyond Gift Books." 早稲田大学英語英文学会『英語英文学叢誌』40号, 2011年. 41-51.

* 'Mary Shelley as Poet: The Contribution of "The Choice " to Mary Shelley Studies' Diesis: Footnotes on Literary Identities. Spring 2012. 46-57. (http://www.diesisjournal.org/)

*「メアリ・シェリーはカノン作家か:メアリ・シェリー研究30年史」早稲田大学英語英文学会『英語英文学叢誌』42号, 2013年2月25日. 7-20.

*「「ゴブリン・マーケット」におけるセクシュアリティと暴力」早稲田大学英語英文学会『英語英文学叢誌』43号, 2014年3月25日. 31-45.


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平倉菜摘子(ひらくら・なつこ/HIRAKURA, Natsuko)

2006年博士後期課程入学
平倉さんのデータに関してはこちらをご参照ください。

島袋賢介(しまぶくろ・けんすけ/SHIMABUKURO, Kensuke)

2007年博士課程後期入学。
現在:早稲田大学高等学院教諭として活躍中。
専攻:



金澤良子(かなざわ・りょうこ/KANAZAWA, Ryoko)

2007年博士課程後期入学。
現在:早稲田大学教育・総合科学学術院助手 大東文化大学などで非常勤講師として活躍中。
専攻:イギリスロマン派の詩、特にジョン・キーツ


主要論文:
*「 Endymion 第四巻に見るキーツの夢と現実—「静謐の洞穴」の意義」早稲田大学大学院教育学研究科、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊』第15号─1、2007年

*「‘Hyperion : A Fragment’ 第三巻の感傷過多性の考察」早稲田大学大学院教育学研究科、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊』第15号─2、2008年

*「‘On First Looking into Chapman’s Homer’における「歴史的発見」のイメージの多義性」、2008年9月発行、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊』第16号─1.

*「‘To Homer’の考察―当時のホメロス観の分析とともに―」、2009年2月発行、『早稲田大学英語英文学会英語英文学叢誌』第38号.

*「‘On Seeing the Elgin Marbles’の再評価」、2009年3月発行、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊』第16号─2.

*「‘Hyperion; A Fragment’に引き継がれる「冷たい美」」、2009年9月発行、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊』第17号─1.

*「宗教儀礼の描写にみるキーツと古代ギリシア」早稲田大学大学院教育学研究科、『早稲田大学大学院教育学研究科紀要別冊』第18号―1、2010年

*「バイロンの「プロメテウス」とキーツの「ハイペリオン」考―プロメテウスとアポロに見る英雄像―」早稲田大学英語英文学会、『早稲田大学英語英文学会英語英文学叢誌』第40号、2011年


大石 瑶子(おおいし・ようこ/OISHI, Yoko)

2010年博士課程後期入学。
専攻:イギリスロマン派の詩 ワーズワース『序曲』及びその周辺研究



鳥居 創(とりい・そう/TORII, So)

2013年博士課程後期入学。
現在:駒沢女子大学、駒澤大学、桐朋学園非常勤講師
専攻:ジョン・キーツ



岩本 浩樹(いわもと・ひろき/IWAMOTO, Hiroki)

2015年博士課程後期入学。
専攻:イギリス・ロマン派(特にキーツとヘイドン)


主要論文:
*「「憂愁のオード」とキーツの“passiveness”―詩人と思索―」早稲田大学大学院教育学研究科『早稲田大学大学院教育学研究科紀要 別冊』22号-1, 2014年. 1-10.

*「キーツと受容の美学―『エンディミオン』を中心に―」早稲田大学大学院教育学研究科『早稲田大学大学院教育学研究科紀要 別冊』23号-1, 2015年. 99-108.


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